20140805法人の原点は「子どもたちの未来をひらく父母の会」というサリドマイド児の親の団体にあります。

法人の創立者である飯田 進の長男がサリドマイド児でした。サリドマイド児だけでなく多くの障害のある子どもとその親に会い、飯田 進は社会に必要と考え、青い鳥愛児園や小児療育相談センターを作っていったのです。

先日(8月3日)久しぶりにサリドマイドの方たちが飯田 進のもとへ遊びにきました。みなさんとてもお元気そうでした。いろいろ口には出せない苦労をのりこえ、たくましくなられていました。

彼らが幼い頃、父母の会主催で冬はスキー、夏はキャンプや海とあちこちつれていってもらい、その思い出話で盛りあがりました。

「障害をもって生まれたけれど、たくさんの人と出会えて私は幸せです。決して後悔してません。たくさんの思い出をくれてありがとう。」

彼らからそう言われて飯田 進は嬉しくて泣いてしまいました。私も思わず胸がいっぱいになりました。