20141127昭和60年8月、障害児の通園施設である青い鳥愛児園に小児療育相談センターの診療機能もとり入れて、横浜市南部地域療育センターができました。

かつてこの建物の周囲には実のなる木がたくさん植えられていました。

色やにおい、味やさわり心地など、五感を通じて季節感を子どもたちに伝えようと植えられたのかもしれません。

今は諸事情から伐採されてしまいました。今日は金木犀の花が私を出迎えてくれました。

秋には、地域の理解により毎年焼き芋会が行われます。今年も11月7日に開催されました。天候にも恵まれ、子どもも親も一緒に園庭で焼き芋を食べました。絶対食べないだろうと思っていた自閉症の子どもがパクパク食べていました。

やはり外で食べると違うのでしょう。保護者からもとても楽しい行事だと好評でした。

下の写真は、大ホールのレリーフです。柱をうまい具合に幹にみたてて木にしています。鳥が飛んでいるのがわかりますか?このホールは高さがあり、開放感にあふれています。ここで子どもたちはいつものびのびと遊んでいます。

一番、歴史がある地域療育センターなので、地域との連携はしっかりとできています。幼稚園、保育所、福祉保健センター、学校などです。地域の中で子どもたちが健やかに育っていくためには、こうしたつながりがとても重要です。