ようやく桜が開花し始めた4月1日、横浜市神奈川公会堂で「辞令交付式及び永年勤続表彰」を行いました。

今年度の採用者は21人。「青い鳥」で障害者の療育や支援に取り組みたいという、希望と熱意に満ちた職員一人一人に辞令を交付しました。

また、永年勤続者は30年の2名を筆頭に、25年3名、20年4名、15年16名、10年19名、計44名の方々。長年法人を支えていただいたことについての感謝をこめて賞状と記念品をお渡ししました。

式典にあたり、私からは職員に対して2つのことを話しました。

まずは、戦争責任を向きあってきた先代理事長(飯田進)が障害児の親となり、親の会を立ち上げ、青い鳥マッチ運動等を経て、「小児療育相談センター」や「青い鳥愛児園」などにつながったという、社会福祉法人「青い鳥」の原点に関する話。

もう一つは、そのような形で「青い鳥」を立ち上げた、先代理事長も私も、自分の考えだけでなく、世の中の様々な流れの中で、宿命のようにその役割を与えられ、その役割を果たしてきたということ。皆さんも求められる役割を果たしてほしいということを伝えました。

また、各療育センターの所長から、仕事を進めていく上で大事にすることなどについて、具体的に伝えてもらいました。

新しいメンバーを迎え、今年も「青い鳥」は障害児・者やご家族に寄り添い、地域で暮らしつづけられる支援を丁寧に進めてまいります。どうぞよろしくお願いします。