今年は桜の開花が早かったですね。

桜吹雪の舞う4月1日に辞令交付式と永年勤続表彰式を行いました。

新型コロナ感染防止のため会場に入れる人数は限られましたが、初めての試みとして、式典会場の港南区民文化センターと法人の各施設をzoomで結んで行いました。この方式ですと法人職員約800人の大半、これまでは参加できなかった職員も参加できると、みんな喜んでいました。

今年度の採用者は20名。その職員一人一人に辞令を交付しました。「青い鳥」で障害児者の支援に取り組みたいという熱い思いが伝わってきました。また、永年勤続者は35年を筆頭に、30年3名、25年4名、20年1名、15年5名、10年26名、計40名の方々。多年にわたり法人を支えていただいたことへの感謝をこめて賞状と記念品をお渡ししました。

式典にあたり、私からは職員に次のような話をしました。明るく元気になるような話にしたかったのですが、コロナがらみのことになってしまいました。  「コロナ禍の中で人と人のつながりが薄れ、障害児者やご家族が非常に不安になっています。オンラインなど様々な工夫をして、皆さんとつながりを作ってきましたが、直接お会いしての支援の大切さには変わりはありません。今後世の中がどのように動いていくのか、耳を澄まし、しっかりと見据えていくことが必要です。そうすることで、これからの時代に障害児者やそのご家族が必要とする支援に取り組んでいけると思います。」

また式典後の全体研修会では、信州大学医学部の本田秀夫先生と、元宮城県知事・元厚生省障害福祉課長の浅野史郎先生から、職員たちへの激励とともに、仕事をしていくうえで、また生きていくうえで大変有意義なお話をしていただきました。

ウイズコロナの時代。障害児・者やご家族に寄り添い、何が必要かを考えながら、支援を丁寧に進めてまいります。どうぞよろしくお願いします。